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Japanese OrCAD PSpice Designer Plus

Issue link: https://resources.pcb.cadence.com/i/1004012

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1 OrCAD ® PSpice ® Designer Plus にアップグレードすると、PSpice Advanced Analysis シミュレーション・エンジンと PSpice のコアの シミュレーションを併⽤して、設計性能、歩留まり、コストパフォー マンス、信頼性を最⼤限向上できます。感度解析、モンテカルロ解 析、スモーク解析(ストレス解析)、最適化機能、パラメトリック解 析などの機能により、基本的な検証にとどまらず、回路性能を詳細に 把握でき、これにより電⼦部品の製造上の変動問題に対処できます。 概要 回路を構成する電⼦部品に内在する製造上の変動は、回路の機能や性 能に⼤きく影響を与えかねません。このような製造上の変動は、⼀般 的に部品の主な仕様についての許容誤差と捉えられ、すべての部品の 許容誤差の範囲について回路を⼿動でテストするのは通常は不可能 で、現実的ではないとされています。 シミュレーション以外で⼀般的な⽅法は、単純にすべての部品につい てより厳しい許容誤差を設定し、変動を吸収することです。しかし、 デバイスの許容誤差を厳しくすることは、部品単価の上昇、すなわち 設計コストの増加につながります。もう 1 つの⽅法は、変動が影響し ても、回路の機能や性能に⽀障が出るまでには⾄らないと楽観視する ことです。楽観視すればコストは抑制できますが、歩留まりが低いと いう結果になりがちです。 堅牢な設計は、部品の各数値の考えられるすべての組み合わせの範囲 で回路が正常に機能するように、部品の許容誤差を考慮してはじめて 成り⽴ちます。PSpice Advanced Analysis によるシミュレーション では、実証された、迅速かつ簡単に回路計算が可能で、部品の変動を 判定し、想定に含めることができます。この強⼒な環境と機能により、 回路が予定どおり機能し、しかも、許容誤差を、コストを上昇させる ほどは厳しくなく、⽋陥製品が極端に多くなるほどは緩くないように、 要件の範囲内で確実に設定できます。さらに、MathWorks MATLAB Simulink の統合により、電気/機械の協調シミュレーションなど、複 数領域のシミュレーションを可能にする解析フローを提供します。 シミュレーション機能 PSpice Advanced Analysis のシミュレーションを使⽤すると、 設計の性能、歩留まり、信頼性を向上できます。温度とストレス の解析、ワーストケース解析、モンテカルロ解析、⾃動性能、 最適化アルゴリズムにより、設計品質を改善し、回路の性能を 最⼤限向上します。 感度解析 感度解析では、「動作特性において、R1 の値は R2 の値より⼤き な影響を与えるか」といった質問で、回路の性能上の⽬標にとっ てクリティカルな部品のパラメータを識別できます。 製造時の許容誤差を変化させてワーストケース(最⼩値、最⼤ 値)の結果を⽣成することで、部品に内在する製造上の変動が回 路の挙動に与える影響の度合いを、個別に、または、他の部品と ⽐較して検査します。 OrCAD PSpice Designer Plus 設計性能、コストパフォーマンス、信頼性を最適化 要旨 • スモーク(ストレス)解析によるストレス過剰部品の判定 や、モンテカルロ解析による部品の変動の歩留まりへの影 響の観測により、実使⽤時の動作不良を防⽌ • どの部品が歩留まりに最も⼤きく影響するかを判定し て、注意が必要な部品の許容範囲を厳しく設定し、そう でない部品の許容範囲を緩く設定することでコストを最 適化 • ⽬標の設計性能を達成し、コンストレイントを満たす最 善の部品の数値を決定することで、トライアル・アン ド・エラーの⼿法より迅速に設計を微調整 • 回路のビヘイビアの統計的なシミュレーションにより、 部品の数値が許容範囲内に収まるような動作条件の探索 を⽀援

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